超高レート級の不運 サンセベリアのブログ

サンセベリアのポケモンについて語るブログです。それ以外の話題も載せることがあります。

【シーズン17スペシャルレート】 最遅輝石パウワウの考察

私はジュゴンというポケモンが大好きです。なので、シーズン17では是非使いたいと思っていました。しかし、他のポケモンの壁は厚く、一撃必殺ばかり頼る必要があり、断念しました。そして、チョッキローブシン、鉢巻ホルード、オボンヨノワールを育成してて、このスペシャルレートの環境で、どのようなポケモンが強いのかを考えました。

まずルールですが、レベル1~100までのポケモンを1匹~6匹バトルボックスか手持ちにいれて、その中から1匹を選出して対戦します。持ち物としては、各種メガストーン、こころのしずく、きあいのタスキは持たせられないです。

では、このルールで強いポケモンの一例を挙げましょう。

マリルリ…このルールでは特に強いポケモンです。鉢巻を持って高火力で攻めたりすることも出来ますが、このポケモンの恐ろしいところは、S50という低い素早さから「滅びの歌」が使えるところです。並のポケモンの攻撃なら耐えてしまい、下から滅びの歌を放つ。後は守る→攻撃を受ける→守るのように、一発攻撃を耐えることが出来たらかなり強いポケモンです。その場合、性格は呑気などの最遅で特性は草食、持ち物はオボンのみを持っていることが多いです。

ギルガルド…このポケモンは恐ろしいです。まず弱点がつきにくいのもありますが、特に下手な地面技を受けて弱点保険発動からの反撃は恐ろしいです。また毒で嵌める先方もあるので安易な攻撃を許しません。ニンフィアハイパーボイスも耐えます。

ニンフィア…通りが良く、眼鏡スキンハイパーボイスという攻撃が出来ますが、破壊光線という必殺技があるので、並大抵のポケモンは1撃で仕留めます。特殊耐久も高く、弱点も少ないのでなかなか厄介です。

ジバコイルマリルリより上から電気技を打つことが出来、頑丈によりどんな攻撃でも基本的に一発は耐えます。また、頑丈からのミラーコートを使えるので、特殊炎で攻めて返り討ちに遭うことも。

オノノクス…鉢巻やスカーフによる襲撃が可能。スカーフハサミギロチンという芸当も可能。型破りも厄介で、マルスカイリューの攻撃を貫通して倒すことも出来ます。

ドリュウズ…型破り地震により、頑丈で耐えてくるポケモンを倒せ、つのドリルを打てます。ニンフィアにはアイアンヘッドの打点があります。

カイリュー…相手の攻撃を一発は耐え、鉢巻逆鱗などのゴリ押しができます。

ガブリアス…鉢巻を持って火力で押してきます。襷を持っていないので、ほぼ拘ってると考えた方がいいです。

ラプラス絶対零度で相手を1撃で倒せるほか、滅びの歌も使えるので無理矢理相手を倒すこともできます。

キノガッサ…このルールでは襷を持てないですが、ポイズンヒールキノガッサによる嵌め性能はシングル63よりやり易いと思います。また、珠でキノコの胞子→攻撃をすることもできます。

これらのことを考えて、「Sがマリルリより遅くて滅びの歌を使えるポケモン」「高い耐久から一撃必殺技を放てるポケモン」「一発耐えて拘っている相手の攻撃を封じられるポケモン」というのを考えた結果、ジュゴンの進化前であるパウワウというポケモンに至りました。
そして使ってみて、無事レートは3日で1800台に登ることが出来ました。そして、選出率はパウワウが一番多いというおめでたい結果を出すことが出来ました。では、どのような型となっているのか。

パウワウ@進化の輝石

f:id:sansevieriapoke:20160727093716p:image
性格:呑気
特性:厚い脂肪
種族値:65-45-55-45-75-45
能力値:171(244)-x-117(252)-x-92(12)-58
技構成:つのドリル・滅びの歌・守る・金縛り

基本はHB振りです。Sは最遅にすることにより、最遅マリルリよりも遅く行動をすることができます。つのドリルは耐久ポケモンや一発逆転狙いで。金縛りは拘っている相手の攻撃を耐えて金縛りをし、相手の悪あがきによる自滅を狙います。滅びの歌は、金縛りにした相手を拘束したり、耐久ポケモン、身代わり持ちのポケモンなどに放ちます。

基本的な動きを説明します。

・vsマリルリ…初手は守りましょう。相手の攻撃がじゃれつく、馬鹿力、滅びの歌、守る、その後、相手の攻撃を金縛りしましょう。拘っている場合は相手は悪あがきしか使えなくなるので、滅びの歌で仕留めましょう。最遅マリルリでもパウワウの方が遅いので大丈夫です。問題はチョッキ型です。特に初手で叩き落とすを使ってきた場合は注意してください。

・vsギルガルド…初手はとりあえず守るか金縛りをしましょう。守るをし、相手の攻撃を防ぎ、キングシールドをするタイミングで滅びの歌をするのがいいです。相手は何故か聖なる剣をすることにが多いですが、パウワウは水単体のポケモンなので、意地っ張りギルガルドの聖なる剣は確定四発です。

・vsオノノクスガブリアス…拘っている場合が多いので、いきなり初手金縛りをしても大丈夫です。
逆鱗を金縛りをすると、2回目のターン時は「逆鱗を出せない」というエフィクトになり、悪あがきもしてきません。そのタイミングで滅びの歌をしましょう。そこから守る→金縛り→守るをすれば勝てます。
しかし、ガブリアスに関して注意しないといけない点が1つ。金縛りをした後、滅びの歌→守る→攻撃を耐える→守るの流れで相手の攻撃を耐える場面で「絶対につのドリルを打ってはいけない」という点です。相手が鉢巻の場合は1回分の悪あがきは耐えますが、仮につのドリルを当てた場合、ガブリアスの鮫肌のダメージを受けることになります。その鮫肌ダメージをくらい、先にパウワウが倒れてしまうことがあるからです。この点に注意しましょう。

・vsエルフーングライオン…とりあえず滅びの歌をすれば大丈夫です。身代わり貫通する滅びの歌は強いです。

・vsローブシン…このポケモンの技はだいたい耐えるので、滅びの歌をすればいいですが、たまにアームハンマー搭載のローブシンがいます。これを使われると逆にパウワウの方が早くなってしまうので、その場合はつのドリルに祈ることをオススメします。

・vsニンフィア…眼鏡ハイパーボイスは耐えますが、破壊光線は耐えません。金縛りを狙うしかないです。また、欠伸などもあるので気をつけたいです。正直、パウワウとは相性が悪いです。

・vsゲッコウガ…こいつも相性は良くないです。拘っている場合は金縛りすれば勝てますが、珠の可能性もあるので、厳しいです。拘ってても悪の波動怯みを受けたらその時点で負けるので厳しいです。

・vsキノガッサ…ポイヒなら滅べますが、珠だとかなり厳しいです。拘ってたらワンチャンありますね。なので、初手は絶対に守るから入ってください。相手がキノコの胞子を打って毒にならなければ珠、毒になったらポイヒ、攻撃技を仕掛けてきたら拘ってると判断します。

・vsカイリュー…だいたい拘っているので金縛り出来ますが、初手で竜の舞や空を飛ぶをしてくることもあるので気をつけたいです。空を飛ぶ個体は滅びの歌を透かす鉢巻型が多いので、戻ってきたタイミングで滅びましょう。

他にも載せたいことはたくさんありますが、割愛させていただきます。

最後にこのパウワウで1800まで登った感想としては、このルールは変わったポケモンも活躍できるんだな、ということがわかりました。金縛りやいちゃもんという技、破壊光線やギガインパクトなど普段レートで見ない技構成のポケモンもたくさんいたのが楽しいです。目標レートは2000です。もちろん、パウワウとともに。