明けましておめでとうございます!
2016年も色々なことがありました。3月に初めて一人で遠出して、初参加オフの真皇杯北陸予選。8月の東海シングルフェスタ、11月の東海シングルフェスタと、色々なオフで様々な方とお会いすることが出来ました。
またtwitter上でも様々なことがありました。
twitter上での大会やポケモン交換、色んな方との交流、様々なことがありました。
私のtwitterを読んでくれているリアルを知っている方々、ポケモンで繋がってくれている方々、ダンガンロンパシリーズで繋がってくれている方々、アニメ関連で繋がってくれている方々、このブログを読んでくれた方々、みなさん、ありがとうございます!そして、2017年もよろしくお願いします!
私の1月の予定ですが、まず今年で20歳になるため、成人式があります。その数日後に連続で学校の講習があり、講習期間中にも『NEWダンガンロンパV3』が発売され、プレイしたりと様々なことがあります。そして、テスト期間が終了する時期に、ポケバンクの方も解禁される予定なので、その際には私の相棒ポケモンであるパウワウやジュゴン達と共にサンムーンでも頑張っていきたいと思います。
その前に、シーズン1中に高レートを目指し、構築ブログを書いていきたいと思っています。
これからも私、サンセベリアをよろしくお願いします。
東海シングル予選6班1位通過 使用構築 ヤナギ式マンダマンムー~パウワウをご存知でない⁉︎~
ついにレーティングバトルも終了、サン・ムーン発売まであと僅かになりましたね。
今回はORAS最後のオフ会となる第四回東海シングルフェスタに参加してきました。
そこで見事予選1位通過を果たすことが出来ました。 (本戦では自分の選出ミスで負けてしまいましたが)
ちなみにこんなパーティです
私がパウワウを使うことから、パーティを見てみたいという声を受けたので、考察してみました。この構築は大会1日前に完成したため、フリーやフレ戦でのみの試運転でした。なので、まだ未確定な部分もありますがよろしくお願いします。
『パウワウについて』
可愛い嫁マスコット枠。最近、アシレーヌというライバルが登場して少し不安そう。
進化の輝石を持たせても、スイクンやヤドランよりも柔らかいです。そして、スイクンやヤドランはゴツメなどの他の持ち物を持たせられます。
合計種族値は驚異の325!!これはイーブイやタマタマ、ベトベターと同じです!(ちなみにデリバードやラブカスは330。普通に考えたらコイツ達の方がヤバイ)
ピッピの合計種族値が323なので、ダブルで輝石ピッピを使っている方なら、だいたいの耐久の値を理解してくれるかもしれません。
愛での採用となりますが、ではどの様に運用していくか。
まず、そもそもパウワウって何?って思う方も多いと思います。実際、レートでも全く当たりませんし、何してくるか分からない。実際、今回のオフでも戸惑ってる方が殆どでした。そこでまず、パウワウが覚える技を考えましょう。
まず、みなさんは「絶対零度覚えるから試行回数稼げばある程度いけそう」と考える人が多いですが、『パウワウは絶対零度を覚えません(進化系のジュゴンはレベル技で習得可能)』。覚えるのは、つのドリルです。しかし、ゴーストタイプに無効という難点も。特にゲンガーやギルガルド、ブルンゲル、貴様らだ!
アンコールは、相手の技を縛ることが出来ます。エルフーンなどの早いポケモンは、無効に繰り出して縛るということが出来るのが強みですね。しかし、パウワウは遅いため、基本的に2発目を耐えられません。ジュゴンはまだ多少早いので(それでも激戦区70族)、クレセやポリ2、スイクンの氷技をアンコールするという戦法が使えますが、パウワウに氷技を受けたしたところで、別の技に引かれ、また交代されます。
金縛りという技も覚えます。特に拘りアイテムを縛って交代させたり、1ウェポンのポケモンからの有効打を潰したり、なかなか役立ちます。シーズン17のスペシャルレートのシングル61ルールではお世話になった技です。
滅びの歌も覚えます。ダブルでジュゴンが滅びの歌を使ってくることが「ごくたまーに」いるので、覚えることを知ってる人はそこそこいると思います。しかし、私のパーティにはメガゲンガーやソーナンス、ポリゴン2といった一般的な滅びパに入れられるポケモンはいません。
雨乞いは、特性がうるおいボディの場合、状態異常を回復出来るので、眠ると合わせるとそこそこ居座れる。
攻撃技としては、Sを下げられる凍える風。タイプ不一致なので全く火力は出ませんが、ガブの身代わりが割れる程度にはダメージを与えられます。舌で舐めるは、威力30の追加効果麻痺3割と、秘密の力よりも劣って見えるが、ゴーストタイプに麻痺を入れられるので、そこそこ使えた(グランブルから遺伝)。氷の礫、アクアジェットなどの先制技もあり、猫騙しも覚える。ダイビングは滅びとのシナジーもある。
それ以外の技は今回は割愛させていただきます。
では、私が実際に使ったパウワウがこちらです。
パウワウ@進化の輝石
性格:図太い
特性:厚い脂肪
能力値:172(252)-x-117(252)-65-91(4)-65
技構成:つのドリル・凍える風・アンコール・滅びの歌
ニックネーム:WHITE ALBUM
まず、味方をサポートし、ガブに最低限のダメージを入れられる凍える風。サポート可能のアンコール。一撃必殺のつのドリル。そして滅びの歌。私はこのポケモンの強みは、つのドリルだと思ってましたが、使い続けてるうちに、『滅びの歌』がこのポケモンのキーとなる技ではないかと思ってきました。
滅びの歌は、相手や自分が3ターン後に瀕死になる技です。この技は相手を「流す」のにとても便利な技で、主に刺さるのは
•バシャーモやフワライドのバトン構築
•竜舞身代わりギャラドスの全抜き展開
•グライオンやラッキーを使用した受けループ
こちらの構築・ポケモンが出た場合は積極的に選出するようにしています。守るや身代わり、小さくなるを積んでいる相手にも滅びの歌は貫通します。これにより、相手を無理やり交代せざるを得ない状況を作ります。そして、つのドリルの試行回数を稼いだりすることもできます。滅びの歌で自主退場することにより、後続のメガボーマンダで全抜きする展開に持ち込むことも出来ます。先発マンムーでステロを撒いておけば、ガモスなどを嫌々交代させることも出来ます。クレセリアなどとの一番の差別化は、滅びの歌・つのドリル・アンコールという技があるため、《起点にならないポケモン》という個性があります。勿論、相手にゴーストタイプが多かったり、叩き落とすやトリック持ちが多かったり、無理な場合は選出しませんが、選出した試合では、そこそこ活躍してくれ、なにより相手のリアクションを見ることが出来たのが個人的には嬉しかったです。選出率もそこそこ高いです。
ニックネームの元ネタは、ホワイトアルバム。ジョジョ5部のギアッチョのスタンドを思い浮かぶ人もいれば、アダルトゲームを思い浮かぶ人もいるはず。
性格:腕白
特性:厚い脂肪
能力値:217(252)-150-144(252)-x-81(4)-100
技構成:地震・氷の礫・ステロスロック・吠える
ニックネーム:ターンA
いわゆるゴツメマンムー。ガルーラの猫捨て身をゴツメで削ってくれる…と思いきや、PGLのでは半分以上の個体が秘密の力型という。秘密不意で無振りガブ落とせると気づいた人を恨みたいです。秘密持ちが増えたお陰で、猫捨て身に怯えることが無くなったマリルリ・メガヘラクロスが増えてしまい、このマンムーの立場は更に無くなってきたと思います。
物理受け以外にもステロスロックを撒いたり、積んできたり安易に守るなとをするバシャなどを吠えてくれて、結構便利でした。選出率もそこそこ。
ちなみに、このパーティ名「ヤナギ式マンダマンムー」は、パウワウとマンムーというHGSSでヤナギさんが使用しているポケモンが2体いるということで付けた名前です。
ホウオウ・ルギアを自力で支配下に置き意のままに操ったり、伝説のポケモンの炎でなければ溶けない氷を操ったり、ディアルガの「ときのほうこう」を肉体で食らっても無傷だったりと、ポケスペのヤナギさんはチートすぎると思います。
ニックネームの元ネタは、∀ガンダム。どうですか、似てますよね。パーティ単位でゲッコウガが重いので、
『月光蝶(ゲッコウガ)を呼ぶんじゃない!』って叫びたくなりますね。
性格:意地っ張り
特性:威嚇→スカイスキン
メガ前実数値:171(4)-205(252)-100-x-100-152(252)
メガ後実数値:171(4)-216(252)-150-x-110-172(252)
技構成:捨て身タックル・空元気・龍の舞・羽休め
ニックネーム:UNDER GRAPH
このパーティでのメガ枠、そしてエースアタッカー。パウワウ、マンムー、サーナイトなどで起点を作り、超火力で無双するポケモンです。
技構成は火力のある捨て身タックル、状態異常で火力を上げる空元気、積み技の龍の舞、様子見の羽休めです。空元気メガボーマンダを始めて作りましたが、状態異常を使うポケモン達に強くてとても使いやすかったです。特に自分が普段から苦手としているブルンゲルに突っ張り、1舞火傷空元気でぶっ飛ばすことが出来たのは快感です。
反省点としては、このポケモンはASぶっぱにしたせいで、耐久面が不安定のため、羽休めが役に立たなかったところです。使うなら耐久調整をするべきなんだと思いました。それか、ストーンエッジや地震など他の技を採用してもよかった。
そしてこのパーティ全体的に特殊電気がものすごく薄いパーティの上、メガボーマンダがいるために電気を物凄く選出されたので、そこをきちんと考えるべきでした。唯一のメガ枠なので、選出率は高かったです。
ニックネームの元ネタは大阪出身のロックバンド『アンダーグラフ』より。メジャーデビューシングルで2004年に発売された代表曲「ツバサ」は有線放送やラジオのリスナーから火がつき、その後、CDの売り上げにもつながる形となったため、発売後20週目でオリコンTOP10にランクインとなった名曲です。またPVには、当時女子高校生だった長澤まさみさんが出演されています。
また『風を呼べ』はアニメ弱虫ペダルのedテーマとして有名。
ギルガルド@食べ残し
性格:穏やか
特性:バトルスイッチ
能力値:161(204)-50(A個体値2~3)-170-70-222(252)-87(52)
ニックネーム:クトネシリカ
穏やか残飯ギルガルドです。フェアリーや特殊電気がキツかったので採用。ポリ2やクレセリアを毒殺することもできる。
ギルガルドがいるだけでも、相手の選出誘導ができるので、お守りとしても優秀。
バトルした相手の人たちも残飯ギルガルドを見て、キツイと言ってくれました。
…しかし、私は作りたての穏やか残飯ギルガルドを信用してなかったため、キンシの択負けをしたり、こいつを選出しなかったお陰で本戦で負けてしまったりと、もっと役割を理解し、使わないといけないと学びました。フリーや今回のオフでの使用率は最下位でしたが、もっと上手く使ってあげれば、恐らく選出率も上がると思いました。
ニックネームの元ネタは、北海道のアイヌに伝わる宝刀の名。虎杖丸(いたどりまる)と和訳される。PS2専用ゲーム『大神』にも登場し、カムイに暮らすオイナ族の村に代々伝わる伝説の宝剣でもある。話中では、一族の青年「オキクルミ」が、村の危機を救うために、その真の姿を表させるために宝剣で妖怪を倒し続けたが…。その続きは実際のゲームで。
サーナイト@拘りスカーフ
性格:臆病
特性:トレース
能力値:143-x-85-177(252)-136(4)-145(252)
技構成:ムーンフォース・サイコショック・道連れ・トリック
ニックネーム:Synchrogazer
みんな大好きサーナイト。第二メガ枠……と思いきや、スカーフサーナイト。
ゲッコウガやバシャが重いので、そいつらを狩るための採用。耐久型をスカーフトリックしたり、苦手な相手は強引に道連れしたりと、結構強い。ドラゴンの一環を切るという役割も大きいです。
トレースは、バシャーモをコピーし加速しまくったり、便利です。特に霊獣ボルトロスの蓄電をコピーして電気技を封じたりとトレースが役立つことが多かったです。選出率はそこそこ。
ニックネームの元ネタは、水樹奈々さんが歌う、『戦姫絶唱シンフォギア』opの曲です。この作品では歌いながら戦ったりするのが特徴ですが、このサーナイトはアームドギア(メガストーン)を身にまとっていないので、歌いながら戦う(スキンハイパーボイス)こともしませんし、絶唱(スキン破壊光線)することもありません。
エンテイ@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:プレッシャー
能力値:207(132)-183(252)-106(4)-x-108(100)-123(20)
技構成:聖なる炎・地ならし・ストーンエッジ・寝言
ニックネーム:エンテイ
結晶塔の帝王。第三世代ではダキムのゴローニャの地震に巻き込まれたり、まともな技を使えないことから、五世代までは唯一王とも呼ばれてました。しかし、六世代では威力・追加効果が優秀な聖なる炎という技で一気に株価を上げましたね。
よくいるエンテイは、ガルクレセサザンに相性補完として入ってて、チョッキや食べ残しを持たせている場合が多いです。今回のエンテイは、鉢巻で負担をかけていくタイプです。
鉢巻エンテイの調整は、殆どのブログがこの様な調整にしていたので、私も真似しました。一応DL対策にB<D。
鉢巻聖なる炎で半減の後続に引いてきてもかなりの負担をかけることができますし、H252メガゲンガーや威嚇込みメガクチートにも中乱数1発です。さらに、5割火傷を引けば、かなりの負担となります。ガルドを焼き倒すのにもかなり役立ってます。アイへとも迷いましたが、ガッサや素催眠ゲンガー対策に寝言を仕組みました。寝言を入れられるのはチョッキとの違いですね。選出率も悪くないです。
こちらは頂き物ですので、ニックネームはございません。他のエンテイには『サカズキ(ONE PIECEの赤犬)』と付けているんですがね。
反省点
バトルではマンダマンムーとパウワウの相性が良く、パウワウを活躍させることができ、満足していますが、パーティ単位で見ていくと、特殊電気(ボルトロス、ロトムなど)がものすごく重く、ゲッコウガやバシャーモを止める術が限られています。また、ヒードランもかなり重いです。なので、それらの重いポケモンたちをどうするかが今後の課題です。
(そこの貴方、パウワウをチョッキミラコスイクンに変えれば解決する!とか言わない!)
最後に…
第六世代も10日を切りましたね。そしてサン・ムーンでの新たな冒険が待っています。初心者ポケモンにアシマリ・オシャマリ・アシレーヌとアシカポケモンが増えてしまい、さらにアシレーヌはフェアリータイプなので、ドラゴンを狩るという部分も似ています。当然、御三家なので種族値もそこそこ高いでしょう。しかし、私はサン・ムーン以降もパウワウ一族を使い続けます。
勿論、オフ会にも参加します。初めて真皇杯に出場してたくさんの人と対戦して以来、たくさんの人と交流する楽しさに改めて気づくことが出来ました。当然、バトルでは上位を狙っていくつもりです。
これからも、ポケモン配布やフレンド戦など、様々なことをしていくと思いますので、よろしくお願いします!
【シーズン17スペシャルレート使用構築】アシカのタイプをご存知でない!?
【シーズン17スペシャルレート使用構築】
最高レート1902
お久しぶりです、サンセベリアです。シーズン17も終了しました。皆さんはどうでしたか?私はあまり良い結果ではありませんでした。スペシャルレートでは最高レート1902を達成することができました。(その後落ちて最終レートはお察しで)
では、そんな私のパーティは
・パウワウ
・アマルルガ
・ヨノワール
・マルマイン
・ローブシン
・ホルード
さあみなさん、このパーティを見て「弱そう」と思ったかもしれません。「ドラゴンやフェアリーがいない」「ナットレイ勝てるの?」などの意見もあると思います。しかし、私はこのメンバーで1902を達成することができました。では、どのようなパーティなのか。軽く紹介します。
パウワウ@進化の輝石
性格:呑気
特性:厚い脂肪
種族値:65-45-55-45-75-45
能力値:171(244)-x-117(252)-x-92(12)-58
技構成:つのドリル・滅びの歌・守る・金縛り
以前紹介しました呑気最遅輝石パウワウです。拘っている相手に対しては金縛りをし、滅びの歌で相打ちを狙います。つのドリルで運ゲーを仕掛けることもできます。最遅の理由はS50族の最遅マリルリより下から動き、滅べるという点です。
ガブリアスやカイリューは鉢巻でもだいたい勝てます。ただし、鉢巻オノノクスの逆鱗は、逆鱗+悪あがきで倒されることがあるので気をつけたいところ。
ギルガルドはシャドボのDダウンを引かなければ勝てます。マリルリもある程度は倒せます。特に滅び型のマリルリならほぼ勝てます。
ローブシンは雷パンチやアームハンマーに気をつければ勝てます。
とりあえず、みんなパウワウに炎技、岩技、格闘技、鋼技打ちすぎぃ!!
苦手な相手としては、ジバコイル、ドンファン、ニンフィア、ポリゴンZ、キノガッサ、ムウマあたりです。
詳しくは私の過去のブログ記事を参照してください。
http://sansevieriapoke.hatenablog.jp/entry/2016/07/27/093600
アマルルガ@拘りスカーフ
性格:臆病
特性:フリーズスキン
種族値:123-77-72-99-92-58
能力値:199(4)-x-93(4)-150(244)-113(4)-121(252)
技構成:ハイパーボイス・破壊光線、フリーズドライ、大地の力
まさかのスカーフアマルルガ。火力が欲しいので本当は控えめが良かったのですが、この子控えめ準速スカーフにすると、S102のアイツを抜かせないという致命的な遅さが目立ったので、臆病に。臆病ならボルトなどの最速111族は抜けるようになります。控えめだとスカーフを持たせてもガブリアスを抜けないので、臆病推奨。
このポケモンの特性はフリーズスキン。スキンハイボが出来るのは、メガシンカできないこのルールだとニンフィア、そしてアマルルガのみです!(ノーマルスキン?知らない子ですねぇ)
まずは身代わり貫通できるハイパーボイス。これは、鉢巻ガブリアスやオノノクス、エルフーン、ビビヨン、グライオンに勝つことができます。
そして破壊光線!ロマンですね。なんと、カイリューをマルスケ込みで確1にできる火力です!(ハイパーボイスだと乱数が絡む)フリーズドライは対水地のトリトドンに対して。大地の力はヒードランに対して。(ジバコイルは頑丈で耐えられ、ガルドは普通に耐えられる)ミラコなど、好みの技を入れるのもあり。フリーズドライは氷状態の追加効果ぎあるので、最終手段で氷ゲーを仕掛けることもできます(実際にギルガルドやカビゴンを氷漬けにして倒したりすることもできる)
またポリゴンZの技に耐性を持っているので、割とポリゴンZを安定して倒してくれるのがよかったです。
しかし、ギルガルド、ローブシン、ドンファン、キノガッサ、ゲッコウガ、ニンフィア、ラプラス、スカーフガブオノノ、マリルリなど、トップに苦手なポケモンが多いのが悩みです。実際、このルールだと全く遭遇しなかったです。それでも、氷弱点がつけたりすると、綺麗に決まって気持ちよかったです。
ヨノワール@オボンのみ
性格:生意気
特性:お見通し
種族値:45-100-135-65-135-45
能力値:152(252)-120-158(20)-x-203(236)-58
技構成:炎のパンチ・金縛り・呪い・眠る
HDほぼ特化の生意気最遅ヨノワール。主にお見通しで相手の持ち物を見破り、金縛りで縛るのがメインです。ラティの眼鏡流星群やサザンの眼鏡悪波を耐えて、金縛りをするのが主な役割です。拘っている相手はトリックなどを使われない限り、勝てる見込みがあります。しかし、拘ってない相手、耐久一撃持ちなどにはとにかく弱いです。H実数値を152にしているのは、初手で仮に「呪い」をしても、オボンのみで確実に回復できるからという理由です。炎のパンチはナットレイやクレッフィなどへの打点。最終手段で火傷狙いをするという。眠るは仮にHPを減らされても眠ることにより、相手に絶望を与えることができます。しかし、カゴもない素眠りです。相手を金縛りにしたり、呪ったりしてから眠らなければ、いけないので気をつけたいところ。
そして呪い。身代わり貫通で耐久型を潰すことが出来ます。しかし、HPが半分減るので、こちら側のHP管理がとても大事で、この技を使ってしまったせいで逆に負けてしまうケースも非常に多いので、気をつけたいところ。
サマヨールとの違いは、炎のパンチの火力が上という点、オボンのみを持てるといる点、輝石枠を他に使えるという点だと思います。輝石が余ってたりするなら、普通に輝石枠 サマヨールで大丈夫だと思います。
マルマイン@食べ残し
性格:臆病
特性:防音
種族値:60-50-70-80-80-140
能力値:161(204)-101-90-100-113(100)-204(204)
技構成:10万ボルト・イカサマ・威張る・身代わり
闇のゲーム担当。シンプルに上から威張ってイカサマを放ちます。
この威張るイカサマ身代わりという技構成、「クレッフィでもいいんじゃないか」と思う方が多いと思います。確かに悪戯心から威張るや身代わりを放てるとは強いです。耐久もクレッフィが上、タイプ的にも耐性が優秀なのはクレッフィ。では何が違うのか。
それは特性「防音」です。音技を完封できる特性です。ハイパーボイスや虫のさざめきなどを封じることが出来ますが、このルールで重要なのは滅びの歌が無効という点です。特に私のパーティはこのポケモン以外、「輝石ムウマ」を止められる駒が1匹もいません。逆に、マルマインと輝石ムウマの対面は100%勝利できます。相手は滅びの歌を放つものの、防音無効により自身のみが滅びの歌を聴いてしまい、2ターン目で降参というパターンが多かったです。防音枠の中でもSが速く、威張るイカサマ戦法が出来るマルマインを採用しました。A個体値8なので、身代わりを張っても相手のイカサマで身代わりが壊れないのは素晴らしいですね。Sは最速130族抜き抜き抜き抜きです。
途中でマルマインに「いちゃもん」を仕組んでいた時期がありましたが、マルマインとは相性が最悪だったので、外しました。
ローブシン@命の珠
性格:意地っ張り
特性:鉄の拳
種族値:105-140-95-55-65-45
能力値:207(212)-205(212)-121(44)-x-90(36)-66(4)
技構成:ドレインパンチ・マッハパンチ・冷凍パンチ・寝言
はじめはチョッキローブシンだったのですが、あまりにもキノガッサにタテられまくったため、怒りの寝言ローブシン。ガッサのキノコの胞子をくらい、返しの寝言の冷パンやドレパンで沈める役割を持ちました。持ち物は命の珠に変更しましたが、珠ダメを考えるなら、10n-1にするためにHにもう少し厚く振るべきでしたね。
鉄の拳命の珠の火力は凄まじく、ポリゴンZをマッハパンチで確1にできる火力があります。しかし、3ウェポンのため、マリルリやギルガルド、ニンフィアに関しては一方的に不利だというところに気をつけたいです。
役割対象としては、ポリゴンZ、スカーフオノノクス、ジバコイル、キノガッサ、などです。
ホルード@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:力持ち
種族値:85-56-77-50-77-78
能力値:161(4)-118(252)-98(4)-x-98(4)-244(244)
技構成:地震・ギガインパクト・炎のパンチ・恩返し
色々と粉砕してくれる超火力アタッカー。鉢巻地震でギルガルドを粉砕するほか、ギガインパクトでニンフィアやマリルリなども滅ぼします。炎のパンチは対ナットレイやハッサム、身代わりを連打するエルフーンなどに有効です。最後の技は迷いましたが、とりあえず恩返しにしました。種爆弾覚えてくれれば最高なんですけど、コイツ種爆弾覚えないんですね。ダストシュート使えるなら、パチリスとかみたいに普通に使えると思ってましたが、残念です。
とりあえず武神も簡単にぶっ飛ばせるので、割と強いです。上から弱点を突かれるのに弱いので気をつけたいです。
最後に、私は割と個性的なパーティで、まあまあの成績を叩き出すことができたと思います。特にパウワウやアマルルガなんて、ほぼ見かけなかったと思います。ドンファンやブルンゲルが重いなど、まだまだ課題は沢山ですが、とりあえず1900乗れたことを嬉しく思います。
もうすぐサンムーンが発売されますね。私はニャビーを選びます。なんか水御三家がパウワウと被っている気がするのだが。
これからももっと変わった子たちを育成したいと思います。
(おかしな文章や誤字ミスなどがあれば、その都度修正します)
【シーズン17スペシャルレート】 最遅輝石パウワウの考察
私はジュゴンというポケモンが大好きです。なので、シーズン17では是非使いたいと思っていました。しかし、他のポケモンの壁は厚く、一撃必殺ばかり頼る必要があり、断念しました。そして、チョッキローブシン、鉢巻ホルード、オボンヨノワールを育成してて、このスペシャルレートの環境で、どのようなポケモンが強いのかを考えました。
まずルールですが、レベル1~100までのポケモンを1匹~6匹バトルボックスか手持ちにいれて、その中から1匹を選出して対戦します。持ち物としては、各種メガストーン、こころのしずく、きあいのタスキは持たせられないです。
では、このルールで強いポケモンの一例を挙げましょう。
・マリルリ…このルールでは特に強いポケモンです。鉢巻を持って高火力で攻めたりすることも出来ますが、このポケモンの恐ろしいところは、S50という低い素早さから「滅びの歌」が使えるところです。並のポケモンの攻撃なら耐えてしまい、下から滅びの歌を放つ。後は守る→攻撃を受ける→守るのように、一発攻撃を耐えることが出来たらかなり強いポケモンです。その場合、性格は呑気などの最遅で特性は草食、持ち物はオボンのみを持っていることが多いです。
・ギルガルド…このポケモンは恐ろしいです。まず弱点がつきにくいのもありますが、特に下手な地面技を受けて弱点保険発動からの反撃は恐ろしいです。また毒で嵌める先方もあるので安易な攻撃を許しません。ニンフィアのハイパーボイスも耐えます。
・ニンフィア…通りが良く、眼鏡スキンハイパーボイスという攻撃が出来ますが、破壊光線という必殺技があるので、並大抵のポケモンは1撃で仕留めます。特殊耐久も高く、弱点も少ないのでなかなか厄介です。
・ジバコイル…マリルリより上から電気技を打つことが出来、頑丈によりどんな攻撃でも基本的に一発は耐えます。また、頑丈からのミラーコートを使えるので、特殊炎で攻めて返り討ちに遭うことも。
・オノノクス…鉢巻やスカーフによる襲撃が可能。スカーフハサミギロチンという芸当も可能。型破りも厄介で、マルスケカイリューの攻撃を貫通して倒すことも出来ます。
・ドリュウズ…型破り地震により、頑丈で耐えてくるポケモンを倒せ、つのドリルを打てます。ニンフィアにはアイアンヘッドの打点があります。
・カイリュー…相手の攻撃を一発は耐え、鉢巻逆鱗などのゴリ押しができます。
・ガブリアス…鉢巻を持って火力で押してきます。襷を持っていないので、ほぼ拘ってると考えた方がいいです。
・ラプラス…絶対零度で相手を1撃で倒せるほか、滅びの歌も使えるので無理矢理相手を倒すこともできます。
・キノガッサ…このルールでは襷を持てないですが、ポイズンヒールキノガッサによる嵌め性能はシングル63よりやり易いと思います。また、珠でキノコの胞子→攻撃をすることもできます。
これらのことを考えて、「Sがマリルリより遅くて滅びの歌を使えるポケモン」「高い耐久から一撃必殺技を放てるポケモン」「一発耐えて拘っている相手の攻撃を封じられるポケモン」というのを考えた結果、ジュゴンの進化前であるパウワウというポケモンに至りました。
そして使ってみて、無事レートは3日で1800台に登ることが出来ました。そして、選出率はパウワウが一番多いというおめでたい結果を出すことが出来ました。では、どのような型となっているのか。
パウワウ@進化の輝石
性格:呑気
特性:厚い脂肪
種族値:65-45-55-45-75-45
能力値:171(244)-x-117(252)-x-92(12)-58
技構成:つのドリル・滅びの歌・守る・金縛り
基本はHB振りです。Sは最遅にすることにより、最遅マリルリよりも遅く行動をすることができます。つのドリルは耐久ポケモンや一発逆転狙いで。金縛りは拘っている相手の攻撃を耐えて金縛りをし、相手の悪あがきによる自滅を狙います。滅びの歌は、金縛りにした相手を拘束したり、耐久ポケモン、身代わり持ちのポケモンなどに放ちます。
基本的な動きを説明します。
・vsマリルリ…初手は守りましょう。相手の攻撃がじゃれつく、馬鹿力、滅びの歌、守る、その後、相手の攻撃を金縛りしましょう。拘っている場合は相手は悪あがきしか使えなくなるので、滅びの歌で仕留めましょう。最遅マリルリでもパウワウの方が遅いので大丈夫です。問題はチョッキ型です。特に初手で叩き落とすを使ってきた場合は注意してください。
・vsギルガルド…初手はとりあえず守るか金縛りをしましょう。守るをし、相手の攻撃を防ぎ、キングシールドをするタイミングで滅びの歌をするのがいいです。相手は何故か聖なる剣をすることにが多いですが、パウワウは水単体のポケモンなので、意地っ張りギルガルドの聖なる剣は確定四発です。
・vsオノノクス、ガブリアス…拘っている場合が多いので、いきなり初手金縛りをしても大丈夫です。
逆鱗を金縛りをすると、2回目のターン時は「逆鱗を出せない」というエフィクトになり、悪あがきもしてきません。そのタイミングで滅びの歌をしましょう。そこから守る→金縛り→守るをすれば勝てます。
しかし、ガブリアスに関して注意しないといけない点が1つ。金縛りをした後、滅びの歌→守る→攻撃を耐える→守るの流れで相手の攻撃を耐える場面で「絶対につのドリルを打ってはいけない」という点です。相手が鉢巻の場合は1回分の悪あがきは耐えますが、仮につのドリルを当てた場合、ガブリアスの鮫肌のダメージを受けることになります。その鮫肌ダメージをくらい、先にパウワウが倒れてしまうことがあるからです。この点に注意しましょう。
・vsエルフーン、グライオン…とりあえず滅びの歌をすれば大丈夫です。身代わり貫通する滅びの歌は強いです。
・vsローブシン…このポケモンの技はだいたい耐えるので、滅びの歌をすればいいですが、たまにアームハンマー搭載のローブシンがいます。これを使われると逆にパウワウの方が早くなってしまうので、その場合はつのドリルに祈ることをオススメします。
・vsニンフィア…眼鏡ハイパーボイスは耐えますが、破壊光線は耐えません。金縛りを狙うしかないです。また、欠伸などもあるので気をつけたいです。正直、パウワウとは相性が悪いです。
・vsゲッコウガ…こいつも相性は良くないです。拘っている場合は金縛りすれば勝てますが、珠の可能性もあるので、厳しいです。拘ってても悪の波動怯みを受けたらその時点で負けるので厳しいです。
・vsキノガッサ…ポイヒなら滅べますが、珠だとかなり厳しいです。拘ってたらワンチャンありますね。なので、初手は絶対に守るから入ってください。相手がキノコの胞子を打って毒にならなければ珠、毒になったらポイヒ、攻撃技を仕掛けてきたら拘ってると判断します。
・vsカイリュー…だいたい拘っているので金縛り出来ますが、初手で竜の舞や空を飛ぶをしてくることもあるので気をつけたいです。空を飛ぶ個体は滅びの歌を透かす鉢巻型が多いので、戻ってきたタイミングで滅びましょう。
他にも載せたいことはたくさんありますが、割愛させていただきます。
最後にこのパウワウで1800まで登った感想としては、このルールは変わったポケモンも活躍できるんだな、ということがわかりました。金縛りやいちゃもんという技、破壊光線やギガインパクトなど普段レートで見ない技構成のポケモンもたくさんいたのが楽しいです。目標レートは2000です。もちろん、パウワウとともに。
マイナー杯【R】使用構築
まず、このマイナー杯のルールを説明します。マイナー杯とは、Ryoheiさん主催のツイッターでのポケモン大会のことです。
ソフトはORASのソフトを使用、シングルフラット63のルールです。シーズン12同様、過去作産可能で、予選リーグを行い、上位1名が決勝に進めるというルールです。TODは禁止です。
この大会の最大の特徴は、一部の使用率が高いポケモンの使用が禁止というルールです。まず、どのポケモンが使用禁止なのか確認してみましょう。
・あ行…ウルガモス、エアームド、エンテイ、エルフーン、オニゴーリ
・か行…カイリュー、カバルドン、ガブリアス、ガルーラ、キノガッサ、ギャラドス、ギルガルド、クチート、グライオン、クレセリア、クレッフィ、ゲッコウガ、ゲンガー
・さ行…サーナイト、サザンドラ、サンダー、ジャローダ、スイクン
・た行…トゲキッス、ドリュウズ
・な行…ナットレイ、ニンフィア
・は行…バシャーモ、ハッサム、パルシェン、バンギラス、ピクシー、ヒードラン、ファイアロー、フシギバナ、ヘラクロス、ボーマンダ、ポリゴン2、ボルトロス(化身&霊獣)
・ま行…マリルリ、マンムー、ミミロップ
・や行…ヤドラン
・ら行…ライコウ、ラグラージ、ラティオス、ランドロス(霊獣)、リザードン、ルカリオ、レパルダス、ロトム(ヒート、ウォッシュ)、ローブシン
こちらの以上のポケモン達がこの大会で使用が禁止となっております。一見、殆どの厨ポケがいないように見えますが、実は意外と対策が難しいポケモンがたくさんいるのです。順番に説明していきます。
・ビビヨン…下手をしたら一気に積まれて一気に無双される可能性がある恐ろしいポケモン。ビビヨンが苦手とするメガガルーラ、サーナイト、ニンフィア、メガサーナイト、ボルトロス、メガボーマンダ、マンムー、パルシェン、サンダーなど、普段ビビヨンを使っている上で障害となるポケモンがほぼいないので、要注意です。
・オノノクス…鉢巻を持たせることで恐ろしい破壊力を持ちます。この大会は、鋼とフェアリーが少ないので、ドラゴンの通りがすごくいいです。その上で氷の礫を使えるマンムー、パルシェンがいないので動きやすいオノノクスは間違いなく要注意です。
・キングドラ…この大会では、ニョロトノが使用できるため、雨展開が恐ろしいことになります。その中でもキングドラ。オノノクス同様、フェアリーが少ないのでドラゴンの通りもいいので、大暴れがしやすいです。ファイアローなどのポケモンがいないのも向かい風です。カバルドン、バンギラス、メガリザードンYなど、天候を操るポケモンも何体かいないので、天候軸が使いやすい印象を受けました。
・ラッキー…相方のヤドランやエアームド、グライオンなどが出場できない中、文字通りラッキーなことに出場ができるピンクの悪魔です。単体性能でもバカにならない耐久力があるので気をつけたいところ。同じく ハピナスにも要注意である。
・メガチルタリス…この大会で通りがいいフェアリータイプの攻撃をもつポケモン。フェアリースキンハイパーボイスが使え、優秀な耐性をたくさん持つポケモン。
・メガメタグロス…意外にもこいつも使えます。フェアリーが少ないとはいえ、強力な炎や地面、ギルガルドが少ないので動きやすく、耐性も優秀。数少ない鋼タイプとして非常に優秀です。
・メガヤミラミ…メガしなくても強いですし、フェアリーが少ない今大会では弱点を突かれにくく、厄介です。積まれる前に倒せる手段を用意する必要があります。
・メガチャーレム…要注意の高火力ポケモン。ファイアローやギルガルドがいないのが大きく、並のポケモンなら一撃で粉砕できます。この大会で数少ない高火力先制技が打てるのは魅力です。
・メガライボルト…このルールだとかなり早く、ガブリアスやランドロス、マンムー、ドリュウズと地面が少ないので使いやすく、威嚇サイクルを使うことができる。炎技を使えるので安易な草や鋼などを燃やすこともできます。
・メガカイロス…積みアタッカーとしては恐ろしいポケモンで、ファイアローやメガボーマンダ、ボルトロスがいないので動きやすそうです。こいつも要警戒のポケモンです。
・マニューラ…気がついたらブッ刺さるポケモン。ドリュウズ、マンムー、ゲッコウガが使えないが、このポケモンは使えます。役割対象のドラゴンが少ないですが、強力な先制技ポケモンや鋼タイプのポケモンが少なく、動きやすいです。
・キュウコン…天敵の砂パがいないので、動きやすいです。単純に火力も高いです。キュウコンメガヘルガーなどの組み合わせを使ってくるトレーナーがいることを予想。
・ウィンディ…貴重な神速持ち。鉢巻や珠、チョッキやゴツメなどパーティに組み込みやすい。威嚇もあるので、耐久もそこそこあり、耐性がいい。ただし反動技をよく使うので意外と脆い。
・ヒヒダルマ…スカーフや珠で恐ろしい火力が出ます。上から殴る優秀なポケモンや耐久水が揃いに揃っていないので、こいつの使用率は凄いことになりそうです。
・ブルンゲル…受けとして優秀なポケモン。呪われボディを活かしてスカーフ要因を止めたり、トリックルームを使用し鈍足高火力のポケモン(ガラガラなど)を出すことが考えられる。
・ゴチルゼル…影踏みには用心をしないといけない。ゲンガーなどがいないとはいえスカーフトリックをし、そこから瞑想で起点にする可能性が考えられるから、それを回避する手段を用意するべき。
・シャンデラ…アタッカーとしても優秀で、小さくなる型の可能性もあるから見極めないといけない。すり抜けによる身代わり貫通や貰い火による炎タイプ受けだしなど、パーティにも入れやすい。
他にも対策すべきポケモンはたくさんいるが、これらのポケモンをどう突破するかを考え、パーティが完成しました。
性格:陽気
特性:ヨガパワー
メガ前実数値:135-112(252)-95-x-96(4)-145(252)
メガ後実数値:135-152(252)-105-x-106(4)-167(252)
技構成:跳び膝蹴り/思念の頭突き/猫騙し/バレットパンチ
超高火力要因その1のメガ進化枠ポケモン。このメガチャーレムというポケモンは、H4振りメガガルーラというポケモンを確定2匹という超火力です。この確定2匹というのは、火傷状態でも一発で持っていけるという超火力です。このポケモンが苦手とするファイアロー、ギルガルド、カイリュー、メガボーマンダなどの高火力で上から殴ってくるポケモン、ギャラドス、ヤドラン、グライオン、クレセリア、カバルドン、クレッフィなどの受けが優秀なポケモンがいないので、この環境では割と動かしやすかったポケモンです。猫騙し、バレッドパンチで削れたポケモンやマニューラを処理したりできて便利だった。冷凍パンチは他に役割のあるポケモンがいたので採用しませんでした。選出自体は1度だけでしたが、活躍してくれました。
オノノクス@こだわり鉢巻
性格:意地っ張り
特性:型破り
実数値:151-218(252)-111(4)-x-90-149(252)
技構成:逆鱗/地震/毒突き/ダブルチョップ
超火力要因その2。目の前のポケモンを逆鱗と地震でなぎ倒してもらいました。後出しを許さず、下手なフェアリーも地震で無理やり突破するので、この大会では大活躍です。その肝心なフェアリーも少ないので通りもよく、エアームドやトゲキッスのような浮いてる竜半減がいないので、物凄く通りが良かったです。頑丈ジバコイルに対しても地震で一掃できるのも強みです。選出は7試合中、全試合に出場するくらい、活躍してくれました。
オノノクスはその環境から、かなり恐ろしいポケモンで、相手側も使ってくることを考慮しないといけないので、処理ルートはたくさん用意したら方がいいです。
キュウコン@弱点保険
性格:控えめ
特性:日照り
実数値:149(4)-81-95-146(252)-120-152(252)
技構成:大文字/ソーラービーム/目覚めるパワー(氷)/ニトロチャージ
超火力要因その3。私のパーティの貴重な特殊アタッカーです。この型はもともと私が普段から使っている個体で、火力要因が欲しくて採用しました。晴れ状態から放たれる炎技は色々なポケモンを燃やしてくれました。その火力はメガリザードンYに劣るものの、その火力は間違いなく恐ろしいポケモンです。シンプルにCSベースにし、大文字、ソーラービーム、目覚めるパワー(氷)、ニトロチャージとなっています。ニトロチャージで積むことによってさらにら上から高火力の大文字を叩くことができます。また、受けだしで相手の水技に受けだし、弱点保険により特攻を上げるような芸当も可能です。そこから水タイプにソーラービームを叩くことが出来ます。晴れは暴風の命中率が下がる効果があるので、ビビヨンの対策に晴れを採用したかったのも理由です。
選出は7戦中5戦と高め。晴れ状態でニョロトノの眼鏡波乗りを耐え、返しの弱点保険ソーラービームで倒した時はスッキリしました。
マニューラ@気合の襷
性格:陽気
特性:プレッシャー
実数値:145-172(252)-86(4)-x-105-194(252)
襷マニューラです。上から殴ることを目的としています。私のパーティの中ではKPが一番高いポケモンでした。
襷で耐えて2回以上行動することが主な目的です。オノノクスや眼鏡キングドラなど強いポケモンがたくさんいる環境なので、珠で火力を上げるのではなく、襷で一発は耐えるようにしました。
選出は7戦中1戦しか選出しておらず、しかもその1戦は先発のキュウコンとオノノクスで無双したため、今回の試合では唯一試合には出すことができませんでした。しかし対戦後にお相手に伺うと、みんな揃って一番警戒したポケモンはマニューラと話していました。実際、持ち物ありきのポケモンや悪の通りがいいパーティが多かった印象です。では何故出すことが出来なかったのが。1つは相手に対策されてるかな、と考えてしまい出せなかったのが1つ。それ以上に自分がマニューラをあまり信用していなかったからです。唯一私が負けてしまった予選の試合があるのですが、その試合でお相手がシンボラーを出していたのですが、マニューラを選出しなかったお陰で火炎玉サイコシフトを受けてしまい。パーティが壊滅してしまい、負けてしまうという内容です。雨パに遭遇しなかったので使用しませんでしたが、仮に使われてたら使用してたかもしれません。
ゴルーグ@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:ノーガード
実数値:191(212)-149(36)-102(12)-x-101(4)-116(244)
今回、私のパーティを支えてくれたポケモンの1匹です。拘りスカーフを持つことで、最速105族を抜くことができます。特にメガカイロスより早く必中ストーンエッジを打てるところは魅力です。今大会で使用できるラッキー、パピナス、シャンデラなどの小さくなるを覚えたポケモンに対しても技を当てられるというメリットがあります。
特に対ラッキー性能は素晴らしく、カウンター、地球投げ、電磁波という技を全て無効化するという素晴らしい耐性です。ゴルーグ自体は弱点が(水.草.氷.悪.ゴースト)と5つありますが、無効耐性が(ノーマル.格闘.電気)と3つあるので、サイクルで受け出しをすることができる利点があります。毒、岩、虫にも耐性があります。この耐性6つというポテンシャルがこのポケモンの魅力だと考えます。このポケモンと似たポケモンとして《カイリキー》というイケメンポケモンがいます。カイリキーとゴルーグは同じノーガード爆裂パンチを使えるポケモンで、サブウェポンも似た技を使えるのが特徴です。素早さはゴルーグと同じ55族で、ゴルーグの種族値配分が(89-124-80-55-80-55)に対して、カイリキーの種族値配分は(90-130-80-65-85-55)と、実は種族値だけ見るとゴルーグはカイリキーの完全劣化となってしまいます。しかしタイプの関係上、ゴルーグはカイリキーとは全く違う動きとなります。
まず、PGLでカイリキーとゴルーグの拘りスカーフ所持率を見てみると、カイリキーは14.7%に対して、ゴルーグの拘りスカーフ所持率はなんと0.5%しかないのです。この0.5%には私が含まれていると思います。最速スカーフゴルーグはメガガルーラを抜けるなどの特徴があると思いますが、まずカイリキーの特徴はノーガード爆裂パンチをタイプ一致で打てる点が重要だと考えます。ガブリアスの上から冷凍パンチを打てたり、利点がたくさんあります。また、悪タイプにも強く、眼鏡サザンドラやバンギラスに対しても有利なので扱いやすいです。しかしスカーフ型として運用する際、ゴルーグと大きく違う点が何点があります。まず1つ目は耐性の多さ。弱点こそ多いが、耐性も同じくらい多いゴルーグ。ファイアローのブレイブバードが効果抜群ではないです(このマイナー杯ではファイアローは使用禁止)。耐性が3つあるので、ノーマルや格闘、電気を透かして降臨することができます。ただし、ノーマルは豊富な補助技、格闘は冷凍パンチや叩き落とす、電気は目覚めるパワー氷と交換読みの技が飛んでくる可能性があるので気をつけてください。そして電気無効という優秀な耐性があるこもにより、スカーフ型の天敵である電磁波という技が飛んでこないのがカイリキーとの大きな違いです。スカーフ型のガブリアスやドリュウズを使ったことがある人ならよく分かると思いますが、地面タイプのスカーフ持ちのポケモンの強みは何より「電磁波無効なので持ち物が腐りにくい」という点です。この環境ではボルトロスやクレッフィはいませんが、ニャオニクス♂やヤミカラスをはじめ、電磁波を使えるポケモンがたくさんいるので、それを無効化できる点はとても優秀です。ただし蛇睨みなど、貫通する技があることには気をつけましょう。他にもタイプ一致地震など、強い特徴がたくさんあり、同じノーガードカイリキーとは違い、一撃技のうち、《ハサミギロチン》《つのドリル》という2つの技が無効なのも大きいです。
そして今回の大会の環境には、メガゲンガー、ゲッコウガ、マンムー、ウォッシュロトム、ジャローダ、メガフシギバナなど、ゴルーグ側が不利なポケモンがいないのが大きいです。ただし、ヤミラミ、マニューラには要注意。
そしてこのゴルーグは相手の技を耐えて少しでも爆裂パンチの試行回数を稼ぎたかったので、耐久に多く回しました。
選出としては7戦中5戦とこちらも高め。メガカイロスと2回対面しましたが、最速メガカイロス(105族)抜き調整をしておいたお陰で上からストーンエッジを叩くことができ、また小さくなるシャンデラに上から地震を打ったり、爆裂パンチで相手を混乱させたりと、大活躍でした。特に、決勝戦でvsキリキザンに対して、叩き落とす読みで居座り、上から爆裂パンチを打ったりと最高の動きをしてくれました。実はこのマイナー杯のKPを調べてみると、ゴルーグというポケモンのKPは1しかなく、私しか使っていないことが分かりました。同時にラッキーとパピナスを使う人もそれぞれ1人ずつしかいないことが後に分かりました。
バリヤード@オボンのみ
性格:臆病
特性:防音
実数値:143(220)-x-95(76)-122(12)-153(100)-135(100)
今回の中で、ほぼこの大会のために育成されたバリヤード。最速70族抜き。Hはオボン調整で4nがいいのですが、後々気づき、4n-1になっていました。そこを反省します。
耐久調整としては、眼鏡キングドラの雨波乗りが最高乱数以外耐えます。
まず、何故バリヤードというポケモンを育成しようとしたかというと、このパーティで重いドラゴンタイプやメガチルタリス、ヤミラミといったポケモンを纏めて対策できるという理由です。まず、この大会で使用できるフェアリー、鋼タイプのポケモンは物凄く限られているため、次第にオノノクスやメガチルタリス、ラティアス、キングドラ、ヌメルゴン、オンバーンといったポケモンたちが揃って大暴れできるという理由です。そこで、フェアリータイプを持つバリヤードを入れることで、相手に思考停止で拘ったドラゴン技を打たせないようにしたかったという理由です。ラティアスに関してももう1つのエスパー技も半減できます。また、バリヤードのマジカルシャインでだいたいのドラゴンや悪が確定二発に持っていけるという理由です。それ以上に注目したいのが特性《防音》です。防音は音技を無効化する特性です。特に流行るだろうメガチルタリスのフェアリースキンハイパーボイスを止めることが出来るのは大きいです(竜舞恩返しは知りません)。他にもぺラップのおしゃべり、爆音波。他にも滅びの歌や虫のさざめき、歌うなどの音技を防ぐことができるため、この特性を採用しました。
バリヤードの特性は3つとも優秀で、PGLのランキングでも常に順位が変動するくらい使用率が変わります。防音をはじめ、目覚めるパワーや凍える風などの様々なサブウェポンの火力を上げられる《テクニシャン》、耐久調整をすれば特殊相手には意外と耐えてくれる《フィルター》。どの特性もそこそこの使用率があるので覚えておいて損はないです。
大会では、7試合中2試合のみの選出でしたが、ラティアスの攻撃を受けたり、アマルルガの起点作りを挑発で防いだりと出した試合全てできちんと仕事をしてくれました。
以上で考察は終了です。この大会では普段見ないポケモンをたくさん見れた以上に、みなさんがそれぞれ違った個性的なパーティを使っていて、とても楽しかったです。そして無事に優勝することができました。
最後に、今大会の運営に携わったRyohei氏にはとても感謝しています。今後も機会があれば構築を載せたいと思います。ちなみに優勝商品のエンテイは拘り鉢巻を持たせて運用する予定です。