超高レート級の不運 サンセベリアのブログ

サンセベリアのポケモンについて語るブログです。それ以外の話題も載せることがあります。

【シーズン17スペシャルレート使用構築】アシカのタイプをご存知でない!?

【シーズン17スペシャルレート使用構築】
最高レート1902


お久しぶりです、サンセベリアです。シーズン17も終了しました。皆さんはどうでしたか?私はあまり良い結果ではありませんでした。スペシャルレートでは最高レート1902を達成することができました。(その後落ちて最終レートはお察しで)
では、そんな私のパーティはf:id:sansevieriapoke:20160916122515p:image

パウワウ
アマルルガ
・ヨノワール
マルマイン
ローブシン
ホルード

さあみなさん、このパーティを見て「弱そう」と思ったかもしれません。「ドラゴンやフェアリーがいない」「ナットレイ勝てるの?」などの意見もあると思います。しかし、私はこのメンバーで1902を達成することができました。では、どのようなパーティなのか。軽く紹介します。


パウワウ@進化の輝石

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性格:呑気
特性:厚い脂肪
種族値:65-45-55-45-75-45
能力値:171(244)-x-117(252)-x-92(12)-58
技構成:つのドリル・滅びの歌・守る・金縛り

 以前紹介しました呑気最遅輝石パウワウです。拘っている相手に対しては金縛りをし、滅びの歌で相打ちを狙います。つのドリルで運ゲーを仕掛けることもできます。最遅の理由はS50族の最遅マリルリより下から動き、滅べるという点です。
ガブリアスカイリューは鉢巻でもだいたい勝てます。ただし、鉢巻オノノクスの逆鱗は、逆鱗+悪あがきで倒されることがあるので気をつけたいところ。
ギルガルドはシャドボのDダウンを引かなければ勝てます。マリルリもある程度は倒せます。特に滅び型のマリルリならほぼ勝てます。
ローブシンは雷パンチやアームハンマーに気をつければ勝てます。
とりあえず、みんなパウワウに炎技、岩技、格闘技、鋼技打ちすぎぃ!!
苦手な相手としては、ジバコイルドンファンニンフィアポリゴンZキノガッサムウマあたりです。
詳しくは私の過去のブログ記事を参照してください。

http://sansevieriapoke.hatenablog.jp/entry/2016/07/27/093600

 

アマルルガ@拘りスカーフ

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性格:臆病
特性:フリーズスキン
種族値:123-77-72-99-92-58
能力値:199(4)-x-93(4)-150(244)-113(4)-121(252)
技構成:ハイパーボイス・破壊光線、フリーズドライ、大地の力

 まさかのスカーフアマルルガ。火力が欲しいので本当は控えめが良かったのですが、この子控えめ準速スカーフにすると、S102のアイツを抜かせないという致命的な遅さが目立ったので、臆病に。臆病ならボルトなどの最速111族は抜けるようになります。控えめだとスカーフを持たせてもガブリアスを抜けないので、臆病推奨。

このポケモンの特性はフリーズスキン。スキンハイボが出来るのは、メガシンカできないこのルールだとニンフィア、そしてアマルルガのみです!(ノーマルスキン?知らない子ですねぇ)

まずは身代わり貫通できるハイパーボイス。これは、鉢巻ガブリアスオノノクスエルフーンビビヨングライオンに勝つことができます。

そして破壊光線!ロマンですね。なんと、カイリューマルスケ込みで確1にできる火力です!(ハイパーボイスだと乱数が絡む)フリーズドライは対水地のトリトドンに対して。大地の力はヒードランに対して。(ジバコイルは頑丈で耐えられ、ガルドは普通に耐えられる)ミラコなど、好みの技を入れるのもあり。フリーズドライは氷状態の追加効果ぎあるので、最終手段で氷ゲーを仕掛けることもできます(実際にギルガルドカビゴンを氷漬けにして倒したりすることもできる)

またポリゴンZの技に耐性を持っているので、割とポリゴンZを安定して倒してくれるのがよかったです。

しかし、ギルガルドローブシンドンファンキノガッサゲッコウガニンフィアラプラス、スカーフガブオノノ、マリルリなど、トップに苦手なポケモンが多いのが悩みです。実際、このルールだと全く遭遇しなかったです。それでも、氷弱点がつけたりすると、綺麗に決まって気持ちよかったです。

 

ノワール@オボンのみ

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性格:生意気
特性:お見通し
種族値:45-100-135-65-135-45
能力値:152(252)-120-158(20)-x-203(236)-58
技構成:炎のパンチ・金縛り・呪い・眠る

 HDほぼ特化の生意気最遅ヨノワール。主にお見通しで相手の持ち物を見破り、金縛りで縛るのがメインです。ラティの眼鏡流星群やサザンの眼鏡悪波を耐えて、金縛りをするのが主な役割です。拘っている相手はトリックなどを使われない限り、勝てる見込みがあります。しかし、拘ってない相手、耐久一撃持ちなどにはとにかく弱いです。H実数値を152にしているのは、初手で仮に「呪い」をしても、オボンのみで確実に回復できるからという理由です。炎のパンチはナットレイクレッフィなどへの打点。最終手段で火傷狙いをするという。眠るは仮にHPを減らされても眠ることにより、相手に絶望を与えることができます。しかし、カゴもない素眠りです。相手を金縛りにしたり、呪ったりしてから眠らなければ、いけないので気をつけたいところ。

そして呪い。身代わり貫通で耐久型を潰すことが出来ます。しかし、HPが半分減るので、こちら側のHP管理がとても大事で、この技を使ってしまったせいで逆に負けてしまうケースも非常に多いので、気をつけたいところ。

サマヨールとの違いは、炎のパンチの火力が上という点、オボンのみを持てるといる点、輝石枠を他に使えるという点だと思います。輝石が余ってたりするなら、普通に輝石枠 サマヨールで大丈夫だと思います。

 

マルマイン@食べ残し

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性格:臆病
特性:防音
種族値:60-50-70-80-80-140
能力値:161(204)-101-90-100-113(100)-204(204)
技構成:10万ボルト・イカサマ・威張る・身代わり

 闇のゲーム担当。シンプルに上から威張ってイカサマを放ちます。
この威張るイカサマ身代わりという技構成、「クレッフィでもいいんじゃないか」と思う方が多いと思います。確かに悪戯心から威張るや身代わりを放てるとは強いです。耐久もクレッフィが上、タイプ的にも耐性が優秀なのはクレッフィ。では何が違うのか。
それは特性「防音」です。音技を完封できる特性です。ハイパーボイスや虫のさざめきなどを封じることが出来ますが、このルールで重要なのは滅びの歌が無効という点です。特に私のパーティはこのポケモン以外、「輝石ムウマ」を止められる駒が1匹もいません。逆に、マルマインと輝石ムウマの対面は100%勝利できます。相手は滅びの歌を放つものの、防音無効により自身のみが滅びの歌を聴いてしまい、2ターン目で降参というパターンが多かったです。防音枠の中でもSが速く、威張るイカサマ戦法が出来るマルマインを採用しました。A個体値8なので、身代わりを張っても相手のイカサマで身代わりが壊れないのは素晴らしいですね。Sは最速130族抜き抜き抜き抜きです。
途中でマルマインに「いちゃもん」を仕組んでいた時期がありましたが、マルマインとは相性が最悪だったので、外しました。

 

ローブシン@命の珠

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性格:意地っ張り
特性:鉄の拳
種族値:105-140-95-55-65-45
能力値:207(212)-205(212)-121(44)-x-90(36)-66(4)
技構成:ドレインパンチマッハパンチ・冷凍パンチ・寝言
 はじめはチョッキローブシンだったのですが、あまりにもキノガッサにタテられまくったため、怒りの寝言ローブシン。ガッサのキノコの胞子をくらい、返しの寝言の冷パンやドレパンで沈める役割を持ちました。持ち物は命の珠に変更しましたが、珠ダメを考えるなら、10n-1にするためにHにもう少し厚く振るべきでしたね。
鉄の拳命の珠の火力は凄まじく、ポリゴンZマッハパンチで確1にできる火力があります。しかし、3ウェポンのため、マリルリギルガルドニンフィアに関しては一方的に不利だというところに気をつけたいです。
役割対象としては、ポリゴンZ、スカーフオノノクスジバコイルキノガッサ、などです。


ホルード@拘り鉢巻

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性格:意地っ張り
特性:力持ち
種族値:85-56-77-50-77-78
能力値:161(4)-118(252)-98(4)-x-98(4)-244(244)
技構成:地震ギガインパクト・炎のパンチ・恩返し

 色々と粉砕してくれる超火力アタッカー。鉢巻地震ギルガルドを粉砕するほか、ギガインパクトニンフィアマリルリなども滅ぼします。炎のパンチは対ナットレイハッサム、身代わりを連打するエルフーンなどに有効です。最後の技は迷いましたが、とりあえず恩返しにしました。種爆弾覚えてくれれば最高なんですけど、コイツ種爆弾覚えないんですね。ダストシュート使えるなら、パチリスとかみたいに普通に使えると思ってましたが、残念です。
とりあえず武神も簡単にぶっ飛ばせるので、割と強いです。上から弱点を突かれるのに弱いので気をつけたいです。


 最後に、私は割と個性的なパーティで、まあまあの成績を叩き出すことができたと思います。特にパウワウアマルルガなんて、ほぼ見かけなかったと思います。ドンファンブルンゲルが重いなど、まだまだ課題は沢山ですが、とりあえず1900乗れたことを嬉しく思います。
もうすぐサンムーンが発売されますね。私はニャビーを選びます。なんか水御三家がパウワウと被っている気がするのだが。
これからももっと変わった子たちを育成したいと思います。

(おかしな文章や誤字ミスなどがあれば、その都度修正します)

【シーズン17スペシャルレート】 最遅輝石パウワウの考察

私はジュゴンというポケモンが大好きです。なので、シーズン17では是非使いたいと思っていました。しかし、他のポケモンの壁は厚く、一撃必殺ばかり頼る必要があり、断念しました。そして、チョッキローブシン、鉢巻ホルード、オボンヨノワールを育成してて、このスペシャルレートの環境で、どのようなポケモンが強いのかを考えました。

まずルールですが、レベル1~100までのポケモンを1匹~6匹バトルボックスか手持ちにいれて、その中から1匹を選出して対戦します。持ち物としては、各種メガストーン、こころのしずく、きあいのタスキは持たせられないです。

では、このルールで強いポケモンの一例を挙げましょう。

マリルリ…このルールでは特に強いポケモンです。鉢巻を持って高火力で攻めたりすることも出来ますが、このポケモンの恐ろしいところは、S50という低い素早さから「滅びの歌」が使えるところです。並のポケモンの攻撃なら耐えてしまい、下から滅びの歌を放つ。後は守る→攻撃を受ける→守るのように、一発攻撃を耐えることが出来たらかなり強いポケモンです。その場合、性格は呑気などの最遅で特性は草食、持ち物はオボンのみを持っていることが多いです。

ギルガルド…このポケモンは恐ろしいです。まず弱点がつきにくいのもありますが、特に下手な地面技を受けて弱点保険発動からの反撃は恐ろしいです。また毒で嵌める先方もあるので安易な攻撃を許しません。ニンフィアハイパーボイスも耐えます。

ニンフィア…通りが良く、眼鏡スキンハイパーボイスという攻撃が出来ますが、破壊光線という必殺技があるので、並大抵のポケモンは1撃で仕留めます。特殊耐久も高く、弱点も少ないのでなかなか厄介です。

ジバコイルマリルリより上から電気技を打つことが出来、頑丈によりどんな攻撃でも基本的に一発は耐えます。また、頑丈からのミラーコートを使えるので、特殊炎で攻めて返り討ちに遭うことも。

オノノクス…鉢巻やスカーフによる襲撃が可能。スカーフハサミギロチンという芸当も可能。型破りも厄介で、マルスカイリューの攻撃を貫通して倒すことも出来ます。

ドリュウズ…型破り地震により、頑丈で耐えてくるポケモンを倒せ、つのドリルを打てます。ニンフィアにはアイアンヘッドの打点があります。

カイリュー…相手の攻撃を一発は耐え、鉢巻逆鱗などのゴリ押しができます。

ガブリアス…鉢巻を持って火力で押してきます。襷を持っていないので、ほぼ拘ってると考えた方がいいです。

ラプラス絶対零度で相手を1撃で倒せるほか、滅びの歌も使えるので無理矢理相手を倒すこともできます。

キノガッサ…このルールでは襷を持てないですが、ポイズンヒールキノガッサによる嵌め性能はシングル63よりやり易いと思います。また、珠でキノコの胞子→攻撃をすることもできます。

これらのことを考えて、「Sがマリルリより遅くて滅びの歌を使えるポケモン」「高い耐久から一撃必殺技を放てるポケモン」「一発耐えて拘っている相手の攻撃を封じられるポケモン」というのを考えた結果、ジュゴンの進化前であるパウワウというポケモンに至りました。
そして使ってみて、無事レートは3日で1800台に登ることが出来ました。そして、選出率はパウワウが一番多いというおめでたい結果を出すことが出来ました。では、どのような型となっているのか。

パウワウ@進化の輝石

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性格:呑気
特性:厚い脂肪
種族値:65-45-55-45-75-45
能力値:171(244)-x-117(252)-x-92(12)-58
技構成:つのドリル・滅びの歌・守る・金縛り

基本はHB振りです。Sは最遅にすることにより、最遅マリルリよりも遅く行動をすることができます。つのドリルは耐久ポケモンや一発逆転狙いで。金縛りは拘っている相手の攻撃を耐えて金縛りをし、相手の悪あがきによる自滅を狙います。滅びの歌は、金縛りにした相手を拘束したり、耐久ポケモン、身代わり持ちのポケモンなどに放ちます。

基本的な動きを説明します。

・vsマリルリ…初手は守りましょう。相手の攻撃がじゃれつく、馬鹿力、滅びの歌、守る、その後、相手の攻撃を金縛りしましょう。拘っている場合は相手は悪あがきしか使えなくなるので、滅びの歌で仕留めましょう。最遅マリルリでもパウワウの方が遅いので大丈夫です。問題はチョッキ型です。特に初手で叩き落とすを使ってきた場合は注意してください。

・vsギルガルド…初手はとりあえず守るか金縛りをしましょう。守るをし、相手の攻撃を防ぎ、キングシールドをするタイミングで滅びの歌をするのがいいです。相手は何故か聖なる剣をすることにが多いですが、パウワウは水単体のポケモンなので、意地っ張りギルガルドの聖なる剣は確定四発です。

・vsオノノクスガブリアス…拘っている場合が多いので、いきなり初手金縛りをしても大丈夫です。
逆鱗を金縛りをすると、2回目のターン時は「逆鱗を出せない」というエフィクトになり、悪あがきもしてきません。そのタイミングで滅びの歌をしましょう。そこから守る→金縛り→守るをすれば勝てます。
しかし、ガブリアスに関して注意しないといけない点が1つ。金縛りをした後、滅びの歌→守る→攻撃を耐える→守るの流れで相手の攻撃を耐える場面で「絶対につのドリルを打ってはいけない」という点です。相手が鉢巻の場合は1回分の悪あがきは耐えますが、仮につのドリルを当てた場合、ガブリアスの鮫肌のダメージを受けることになります。その鮫肌ダメージをくらい、先にパウワウが倒れてしまうことがあるからです。この点に注意しましょう。

・vsエルフーングライオン…とりあえず滅びの歌をすれば大丈夫です。身代わり貫通する滅びの歌は強いです。

・vsローブシン…このポケモンの技はだいたい耐えるので、滅びの歌をすればいいですが、たまにアームハンマー搭載のローブシンがいます。これを使われると逆にパウワウの方が早くなってしまうので、その場合はつのドリルに祈ることをオススメします。

・vsニンフィア…眼鏡ハイパーボイスは耐えますが、破壊光線は耐えません。金縛りを狙うしかないです。また、欠伸などもあるので気をつけたいです。正直、パウワウとは相性が悪いです。

・vsゲッコウガ…こいつも相性は良くないです。拘っている場合は金縛りすれば勝てますが、珠の可能性もあるので、厳しいです。拘ってても悪の波動怯みを受けたらその時点で負けるので厳しいです。

・vsキノガッサ…ポイヒなら滅べますが、珠だとかなり厳しいです。拘ってたらワンチャンありますね。なので、初手は絶対に守るから入ってください。相手がキノコの胞子を打って毒にならなければ珠、毒になったらポイヒ、攻撃技を仕掛けてきたら拘ってると判断します。

・vsカイリュー…だいたい拘っているので金縛り出来ますが、初手で竜の舞や空を飛ぶをしてくることもあるので気をつけたいです。空を飛ぶ個体は滅びの歌を透かす鉢巻型が多いので、戻ってきたタイミングで滅びましょう。

他にも載せたいことはたくさんありますが、割愛させていただきます。

最後にこのパウワウで1800まで登った感想としては、このルールは変わったポケモンも活躍できるんだな、ということがわかりました。金縛りやいちゃもんという技、破壊光線やギガインパクトなど普段レートで見ない技構成のポケモンもたくさんいたのが楽しいです。目標レートは2000です。もちろん、パウワウとともに。

マイナー杯【R】使用構築

 まず、このマイナー杯のルールを説明します。マイナー杯とは、Ryoheiさん主催のツイッターでのポケモン大会のことです。
ソフトはORASのソフトを使用、シングルフラット63のルールです。シーズン12同様、過去作産可能で、予選リーグを行い、上位1名が決勝に進めるというルールです。TODは禁止です。
この大会の最大の特徴は、一部の使用率が高いポケモンの使用が禁止というルールです。まず、どのポケモンが使用禁止なのか確認してみましょう。

・あ行…ウルガモスエアームドエンテイエルフーンオニゴーリ
・か行…カイリューカバルドンガブリアス、ガルーラ、キノガッサギャラドスギルガルドクチートグライオンクレセリアクレッフィゲッコウガ、ゲンガー
・さ行…サーナイトサザンドラ、サンダー、ジャローダスイクン
・た行…トゲキッスドリュウズ
・な行…ナットレイニンフィア
・は行…バシャーモハッサムパルシェンバンギラス、ピクシー、ヒードランファイアローフシギバナヘラクロスボーマンダポリゴン2ボルトロス(化身&霊獣)
・ま行…マリルリマンムーミミロップ
・や行…ヤドラン
・ら行…ライコウラグラージラティオスランドロス(霊獣)、リザードンルカリオレパルダスロトム(ヒート、ウォッシュ)、ローブシン

 

 こちらの以上のポケモン達がこの大会で使用が禁止となっております。一見、殆どの厨ポケがいないように見えますが、実は意外と対策が難しいポケモンがたくさんいるのです。順番に説明していきます。

ビビヨン…下手をしたら一気に積まれて一気に無双される可能性がある恐ろしいポケモンビビヨンが苦手とするメガガルーラサーナイトニンフィアメガサーナイトボルトロスメガボーマンダマンムーパルシェン、サンダーなど、普段ビビヨンを使っている上で障害となるポケモンがほぼいないので、要注意です。

オノノクス…鉢巻を持たせることで恐ろしい破壊力を持ちます。この大会は、鋼とフェアリーが少ないので、ドラゴンの通りがすごくいいです。その上で氷の礫を使えるマンムーパルシェンがいないので動きやすいオノノクスは間違いなく要注意です。

キングドラ…この大会では、ニョロトノが使用できるため、雨展開が恐ろしいことになります。その中でもキングドラオノノクス同様、フェアリーが少ないのでドラゴンの通りもいいので、大暴れがしやすいです。ファイアローなどのポケモンがいないのも向かい風です。カバルドンバンギラスメガリザードンYなど、天候を操るポケモンも何体かいないので、天候軸が使いやすい印象を受けました。

・ラッキー…相方のヤドランやエアームドグライオンなどが出場できない中、文字通りラッキーなことに出場ができるピンクの悪魔です。単体性能でもバカにならない耐久力があるので気をつけたいところ。同じく ハピナスにも要注意である。

メガチルタリス…この大会で通りがいいフェアリータイプの攻撃をもつポケモンフェアリースキンハイパーボイスが使え、優秀な耐性をたくさん持つポケモン

メガメタグロス…意外にもこいつも使えます。フェアリーが少ないとはいえ、強力な炎や地面、ギルガルドが少ないので動きやすく、耐性も優秀。数少ない鋼タイプとして非常に優秀です。

メガヤミラミ…メガしなくても強いですし、フェアリーが少ない今大会では弱点を突かれにくく、厄介です。積まれる前に倒せる手段を用意する必要があります。

メガチャーレム…要注意の高火力ポケモンファイアローギルガルドがいないのが大きく、並のポケモンなら一撃で粉砕できます。この大会で数少ない高火力先制技が打てるのは魅力です。

メガライボルト…このルールだとかなり早く、ガブリアスランドロスマンムードリュウズと地面が少ないので使いやすく、威嚇サイクルを使うことができる。炎技を使えるので安易な草や鋼などを燃やすこともできます。

メガカイロス…積みアタッカーとしては恐ろしいポケモンで、ファイアローメガボーマンダボルトロスがいないので動きやすそうです。こいつも要警戒のポケモンです。

マニューラ…気がついたらブッ刺さるポケモンドリュウズマンムーゲッコウガが使えないが、このポケモンは使えます。役割対象のドラゴンが少ないですが、強力な先制技ポケモンや鋼タイプのポケモンが少なく、動きやすいです。

キュウコン…天敵の砂パがいないので、動きやすいです。単純に火力も高いです。キュウコンメガヘルガーなどの組み合わせを使ってくるトレーナーがいることを予想。

・ウィンディ…貴重な神速持ち。鉢巻や珠、チョッキやゴツメなどパーティに組み込みやすい。威嚇もあるので、耐久もそこそこあり、耐性がいい。ただし反動技をよく使うので意外と脆い。

ヒヒダルマ…スカーフや珠で恐ろしい火力が出ます。上から殴る優秀なポケモンや耐久水が揃いに揃っていないので、こいつの使用率は凄いことになりそうです。

ブルンゲル…受けとして優秀なポケモン。呪われボディを活かしてスカーフ要因を止めたり、トリックルームを使用し鈍足高火力のポケモン(ガラガラなど)を出すことが考えられる。

ゴチルゼル…影踏みには用心をしないといけない。ゲンガーなどがいないとはいえスカーフトリックをし、そこから瞑想で起点にする可能性が考えられるから、それを回避する手段を用意するべき。

シャンデラ…アタッカーとしても優秀で、小さくなる型の可能性もあるから見極めないといけない。すり抜けによる身代わり貫通や貰い火による炎タイプ受けだしなど、パーティにも入れやすい。

 

 他にも対策すべきポケモンはたくさんいるが、これらのポケモンをどう突破するかを考え、パーティが完成しました。

 

チャーレム@チャーレムナイト

f:id:sansevieriapoke:20160708163457g:image
性格:陽気
特性:ヨガパワー
メガ前実数値:135-112(252)-95-x-96(4)-145(252)
メガ後実数値:135-152(252)-105-x-106(4)-167(252)
技構成:跳び膝蹴り/思念の頭突き/猫騙し/バレットパンチ
超高火力要因その1のメガ進化枠ポケモン。このメガチャーレムというポケモンは、H4振りメガガルーラというポケモンを確定2匹という超火力です。この確定2匹というのは、火傷状態でも一発で持っていけるという超火力です。このポケモンが苦手とするファイアローギルガルドカイリューメガボーマンダなどの高火力で上から殴ってくるポケモンギャラドス、ヤドラン、グライオンクレセリアカバルドンクレッフィなどの受けが優秀なポケモンがいないので、この環境では割と動かしやすかったポケモンです。猫騙し、バレッドパンチで削れたポケモンマニューラを処理したりできて便利だった。冷凍パンチは他に役割のあるポケモンがいたので採用しませんでした。選出自体は1度だけでしたが、活躍してくれました。

 

オノノクス@こだわり鉢巻

f:id:sansevieriapoke:20160708163438g:image
性格:意地っ張り
特性:型破り
実数値:151-218(252)-111(4)-x-90-149(252)
技構成:逆鱗/地震/毒突き/ダブルチョップ
超火力要因その2。目の前のポケモンを逆鱗と地震でなぎ倒してもらいました。後出しを許さず、下手なフェアリーも地震で無理やり突破するので、この大会では大活躍です。その肝心なフェアリーも少ないので通りもよく、エアームドトゲキッスのような浮いてる竜半減がいないので、物凄く通りが良かったです。頑丈ジバコイルに対しても地震で一掃できるのも強みです。選出は7試合中、全試合に出場するくらい、活躍してくれました。
オノノクスはその環境から、かなり恐ろしいポケモンで、相手側も使ってくることを考慮しないといけないので、処理ルートはたくさん用意したら方がいいです。

 

キュウコン@弱点保険

f:id:sansevieriapoke:20160708163542g:image
性格:控えめ
特性:日照り
実数値:149(4)-81-95-146(252)-120-152(252)
技構成:大文字/ソーラービーム/目覚めるパワー(氷)/ニトロチャージ
超火力要因その3。私のパーティの貴重な特殊アタッカーです。この型はもともと私が普段から使っている個体で、火力要因が欲しくて採用しました。晴れ状態から放たれる炎技は色々なポケモンを燃やしてくれました。その火力はメガリザードンYに劣るものの、その火力は間違いなく恐ろしいポケモンです。シンプルにCSベースにし、大文字、ソーラービーム、目覚めるパワー(氷)、ニトロチャージとなっています。ニトロチャージで積むことによってさらにら上から高火力の大文字を叩くことができます。また、受けだしで相手の水技に受けだし、弱点保険により特攻を上げるような芸当も可能です。そこから水タイプにソーラービームを叩くことが出来ます。晴れは暴風の命中率が下がる効果があるので、ビビヨンの対策に晴れを採用したかったのも理由です。
選出は7戦中5戦と高め。晴れ状態でニョロトノの眼鏡波乗りを耐え、返しの弱点保険ソーラービームで倒した時はスッキリしました。

 

マニューラ@気合の襷

f:id:sansevieriapoke:20160708163551g:image
性格:陽気
特性:プレッシャー
実数値:145-172(252)-86(4)-x-105-194(252)
マニューラです。上から殴ることを目的としています。私のパーティの中ではKPが一番高いポケモンでした。
襷で耐えて2回以上行動することが主な目的です。オノノクスや眼鏡キングドラなど強いポケモンがたくさんいる環境なので、珠で火力を上げるのではなく、襷で一発は耐えるようにしました。
選出は7戦中1戦しか選出しておらず、しかもその1戦は先発のキュウコンオノノクスで無双したため、今回の試合では唯一試合には出すことができませんでした。しかし対戦後にお相手に伺うと、みんな揃って一番警戒したポケモンマニューラと話していました。実際、持ち物ありきのポケモンや悪の通りがいいパーティが多かった印象です。では何故出すことが出来なかったのが。1つは相手に対策されてるかな、と考えてしまい出せなかったのが1つ。それ以上に自分がマニューラをあまり信用していなかったからです。唯一私が負けてしまった予選の試合があるのですが、その試合でお相手がシンボラーを出していたのですが、マニューラを選出しなかったお陰で火炎玉サイコシフトを受けてしまい。パーティが壊滅してしまい、負けてしまうという内容です。雨パに遭遇しなかったので使用しませんでしたが、仮に使われてたら使用してたかもしれません。

 

ゴルーグ@拘りスカーフ

f:id:sansevieriapoke:20160708163600g:image
性格:陽気
特性:ノーガード
実数値:191(212)-149(36)-102(12)-x-101(4)-116(244)
今回、私のパーティを支えてくれたポケモンの1匹です。拘りスカーフを持つことで、最速105族を抜くことができます。特にメガカイロスより早く必中ストーンエッジを打てるところは魅力です。今大会で使用できるラッキー、パピナス、シャンデラなどの小さくなるを覚えたポケモンに対しても技を当てられるというメリットがあります。
特に対ラッキー性能は素晴らしく、カウンター、地球投げ、電磁波という技を全て無効化するという素晴らしい耐性です。ゴルーグ自体は弱点が(水.草.氷.悪.ゴースト)と5つありますが、無効耐性が(ノーマル.格闘.電気)と3つあるので、サイクルで受け出しをすることができる利点があります。毒、岩、虫にも耐性があります。この耐性6つというポテンシャルがこのポケモンの魅力だと考えます。このポケモンと似たポケモンとして《カイリキー》というイケメンポケモンがいます。カイリキーとゴルーグは同じノーガード爆裂パンチを使えるポケモンで、サブウェポンも似た技を使えるのが特徴です。素早さはゴルーグと同じ55族で、ゴルーグ種族値配分が(89-124-80-55-80-55)に対して、カイリキーの種族値配分は(90-130-80-65-85-55)と、実は種族値だけ見るとゴルーグはカイリキーの完全劣化となってしまいます。しかしタイプの関係上、ゴルーグはカイリキーとは全く違う動きとなります。
まず、PGLでカイリキーとゴルーグの拘りスカーフ所持率を見てみると、カイリキーは14.7%に対して、ゴルーグの拘りスカーフ所持率はなんと0.5%しかないのです。この0.5%には私が含まれていると思います。最速スカーフゴルーグメガガルーラを抜けるなどの特徴があると思いますが、まずカイリキーの特徴はノーガード爆裂パンチをタイプ一致で打てる点が重要だと考えます。ガブリアスの上から冷凍パンチを打てたり、利点がたくさんあります。また、悪タイプにも強く、眼鏡サザンドラバンギラスに対しても有利なので扱いやすいです。しかしスカーフ型として運用する際、ゴルーグと大きく違う点が何点があります。まず1つ目は耐性の多さ。弱点こそ多いが、耐性も同じくらい多いゴルーグファイアローブレイブバードが効果抜群ではないです(このマイナー杯ではファイアローは使用禁止)。耐性が3つあるので、ノーマルや格闘、電気を透かして降臨することができます。ただし、ノーマルは豊富な補助技、格闘は冷凍パンチや叩き落とす、電気は目覚めるパワー氷と交換読みの技が飛んでくる可能性があるので気をつけてください。そして電気無効という優秀な耐性があるこもにより、スカーフ型の天敵である電磁波という技が飛んでこないのがカイリキーとの大きな違いです。スカーフ型のガブリアスドリュウズを使ったことがある人ならよく分かると思いますが、地面タイプのスカーフ持ちのポケモンの強みは何より「電磁波無効なので持ち物が腐りにくい」という点です。この環境ではボルトロスクレッフィはいませんが、ニャオニクス♂やヤミカラスをはじめ、電磁波を使えるポケモンがたくさんいるので、それを無効化できる点はとても優秀です。ただし蛇睨みなど、貫通する技があることには気をつけましょう。他にもタイプ一致地震など、強い特徴がたくさんあり、同じノーガードカイリキーとは違い、一撃技のうち、《ハサミギロチン》《つのドリル》という2つの技が無効なのも大きいです。
そして今回の大会の環境には、メガゲンガーゲッコウガマンムーウォッシュロトムジャローダ、メガフシギバナなど、ゴルーグ側が不利なポケモンがいないのが大きいです。ただし、ヤミラミマニューラには要注意。
そしてこのゴルーグは相手の技を耐えて少しでも爆裂パンチの試行回数を稼ぎたかったので、耐久に多く回しました。
選出としては7戦中5戦とこちらも高め。メガカイロスと2回対面しましたが、最速メガカイロス(105族)抜き調整をしておいたお陰で上からストーンエッジを叩くことができ、また小さくなるシャンデラに上から地震を打ったり、爆裂パンチで相手を混乱させたりと、大活躍でした。特に、決勝戦でvsキリキザンに対して、叩き落とす読みで居座り、上から爆裂パンチを打ったりと最高の動きをしてくれました。実はこのマイナー杯のKPを調べてみると、ゴルーグというポケモンのKPは1しかなく、私しか使っていないことが分かりました。同時にラッキーとパピナスを使う人もそれぞれ1人ずつしかいないことが後に分かりました。

 

バリヤード@オボンのみ

f:id:sansevieriapoke:20160708163605g:image
性格:臆病
特性:防音
実数値:143(220)-x-95(76)-122(12)-153(100)-135(100)
今回の中で、ほぼこの大会のために育成されたバリヤード。最速70族抜き。Hはオボン調整で4nがいいのですが、後々気づき、4n-1になっていました。そこを反省します。
耐久調整としては、眼鏡キングドラの雨波乗りが最高乱数以外耐えます。
まず、何故バリヤードというポケモンを育成しようとしたかというと、このパーティで重いドラゴンタイプやメガチルタリスヤミラミといったポケモンを纏めて対策できるという理由です。まず、この大会で使用できるフェアリー、鋼タイプのポケモンは物凄く限られているため、次第にオノノクスメガチルタリスラティアスキングドラヌメルゴンオンバーンといったポケモンたちが揃って大暴れできるという理由です。そこで、フェアリータイプを持つバリヤードを入れることで、相手に思考停止で拘ったドラゴン技を打たせないようにしたかったという理由です。ラティアスに関してももう1つのエスパー技も半減できます。また、バリヤードマジカルシャインでだいたいのドラゴンや悪が確定二発に持っていけるという理由です。それ以上に注目したいのが特性《防音》です。防音は音技を無効化する特性です。特に流行るだろうメガチルタリスフェアリースキンハイパーボイスを止めることが出来るのは大きいです(竜舞恩返しは知りません)。他にもぺラップのおしゃべり、爆音波。他にも滅びの歌や虫のさざめき、歌うなどの音技を防ぐことができるため、この特性を採用しました。
バリヤードの特性は3つとも優秀で、PGLのランキングでも常に順位が変動するくらい使用率が変わります。防音をはじめ、目覚めるパワーや凍える風などの様々なサブウェポンの火力を上げられる《テクニシャン》、耐久調整をすれば特殊相手には意外と耐えてくれる《フィルター》。どの特性もそこそこの使用率があるので覚えておいて損はないです。
大会では、7試合中2試合のみの選出でしたが、ラティアスの攻撃を受けたり、アマルルガの起点作りを挑発で防いだりと出した試合全てできちんと仕事をしてくれました。

 

 以上で考察は終了です。この大会では普段見ないポケモンをたくさん見れた以上に、みなさんがそれぞれ違った個性的なパーティを使っていて、とても楽しかったです。そして無事に優勝することができました。

 最後に、今大会の運営に携わったRyohei氏にはとても感謝しています。今後も機会があれば構築を載せたいと思います。ちなみに優勝商品のエンテイは拘り鉢巻を持たせて運用する予定です。

ブログ始めました

初めまして、サンセベリアと申します。好きなポケモンジュゴン、趣味はゲームと植物観察です。

今回、色々な方がポケモンのブログを書いているのに憧れ、私もブログを初めてみました。慣れないこともあると思いますが、よろしくお願いします。ちなみに、ポケモン関連以外のこともお話することが多いと思いますが、よろしくお願いします。